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心の景色 * 散 歩 道 * Movie!!
観た映画メモっとこ♪ 映画って本当に面白い!色んな人生が私のもの

Big_kirakira_5

Big_kirakira_5


ジャンル:ホラー
原題:MOM AND DAD
製作年:2017年  製作国:アメリカ
監督:ブライアン・テイラー
出演者:ニコラス・ケイジ / セルマ・ブレア / アン・ウィンターズ / ザカリー・アーサー
上映時間:85分






ブレント(ニコラス・ケイジ)は、結婚して10年以上の妻と2人の子供との暮らしに、これでいいと自分に言い聞かせながら生活していた。ある日、至るところで親が自分の子供を殺し始め、国中がパニックになってしまう。子供たちを心配して会社から急いで帰宅したブレントだったが、子供の顔を見た瞬間、殺意が湧き上がり……。



  



ある日突然世の中の親たちが我が子(限定)に殺意を抱き襲い始める!!
という発想がいいですねぇ。
子供が親を殺す映画は数あれど、逆の映画は少ないですし。

今はくたびれたただの中年サラリーマン。
反抗的な娘にいたずら盛りの息子。
ブレントの脳内には車に乗りながら女性と派手に遊んでいた頃の思い出がよぎります。
こんなはずではなかった・・・と。

殺意に燃えたぎるニコラス・ケイジの顔がホント凄かったです。
目を見開いて怒りに震えたあの表情。血管が切れるんじゃないかと心配になる位の顔芸。
爆発で顔が焼けても襲ってきます。焼けた顔についているマーブルチョコみたいなのは何なんでしょう?観た瞬間笑ってしまいましたがwww





原題はMOM AND DAD (ママとパパ)
葛藤の中、生活していたのは父だけではないんです。
子どものためにキャリアを捨て、無償の愛を注ぎ育てるも反抗的な娘。
老いていく自分の容姿、人生の希望もない。
娘と比較してしまうと嫉妬心も出てくる。

親だって親として以外の人生を欲してしまうこともあるでしょう。
しかし、満たされない心なんて誰にでもありますよ。

序盤で祖父母が来ると言っていましたが、さりげない会話が伏線になっていたとは。
親が子を襲う連鎖。





娘の彼氏はホント頼もしかったですね。
自分の親からは危機一髪で逃げられたのに、彼女の両親に何度も殺されかけ、しまいにはワイヤーがほっぺから口に貫通するという災難ぶり。最後まで彼女と彼女の弟を守るんです。

両親を地下室に縛り付けるも、まだ殺意は治らない。

そこでTHE END

テレビの砂嵐がそのきっかけになっているようですが、はっきりした原因もその後の顛末も明かされないまま。

普通に面白かったです。






ジャンル:恋愛
製作年:2014年  製作国:日本
監督:本木克英
上映時間:106分






1日に100万人以上が利用する東京駅を舞台に、クリスマスを間近に控えた男女10人が織り成すそれぞれの愛を紡ぐ六つのエピソードが交錯していく。



 


夢見ることを忘れたので観ました。(爆)

東京駅かぁ~
行った事ないですねぇ。これから先も行く事はないでしょう。

まぁ、普通に面白かったです。





Story1〈イヴの恋人〉  玉木宏 / 高梨臨

偶然にして最悪の出会い方をした二人。
最高の出会いとは、最悪の状況で出会えるものです。
玉木宏さんの自意識過剰な社長役がたまりませんねぇ。





Story2〈遠距離恋愛〉 木村文乃 / 東出昌大

上手くいかない遠距離恋愛。
自分で不安と心配を妄想の中で膨らませないことです。
遠距離恋愛の経験はありませんが・・

あと、「自分が朝一で帰れば」と思ってしまいました。





Story3〈クリスマスの勇気〉 本田翼

先輩に告白したい。
なら、しないと。動かなければ何も始まらないんです。





Story4〈クリスマスプレゼント〉  市川実和子 / 甲斐恵美利

養護施設の職員。
親から捨てられたと思っている子、迎えに来てくれるのを待ち続けている子。
職員は親にはなれないし・・・





Story5〈二分の一成人式〉  時任三郎 / 大塚寧々 / 山崎竜太郎

余命を告げられた運転手。
余命ものの映画とかはみんな泣かせる方向にいくのが・・・ずるいな、って。
はい、泣きましたよ。

しかし、今は生後6ヶ月の時に「ハーフバースデー」10才の時に「二分の一成人式」とかあるんですね。いやはや・・。





Story6〈遅れてきたプレゼント〉  倍賞千恵子 / 岡本あずさ / 小林稔侍

49年前の約束。
駆け落ちの約束をした恋人は、お兄さんに止められて待ち合わせ場所の
東京駅には行かなかったんでしょう。
その後、男の方は別の女性と結婚し二人の子供をもうけ幸せに暮らしていたと。
しかし、本人の死後に財布の中から駆け落ち用の切符が出てきたのだと。
それを伝えに来たお兄さん。ちょっと美化し過ぎ。



2018.12.11 活きる



ジャンル:ドラマ
原題:活着
製作年:1994年  製作国:中国
監督:チャン・イーモウ
原作:ユイ・ホア
脚本:ユイ・ホア / ルー・ウェイ
上映時間:131分






1940年代の中国。資産家の息子だった福貴(フークイ)だが、賭けに負けてしまい全財産を失う。身重の妻は愛想をつかして実家へ戻ってしまった。しかし、半年後、長男が誕生したのを機に夫のもとへと戻って来る。心機一転、困窮する一家の家計を支えようと福貴は影絵の巡業を始める。そんな矢先、福貴は国民党と共産党の内戦に巻き込まれてしまう。




福貴がやっと家族の元に戻って来たのは、共産党の勝利が決まり内戦が終結した後だった。一家はその後も、中国現代史の荒波にもまれながらも逞しく生きていく。



 

やっと観ることが出来ました。
・・余韻を消化しきるのに、少なくとも一週間はかかるであろう大作でした。
なので、レビューが難しい・・・。

大地主の家系に生まれた福貴が動乱の中国現代史を家族と共に生き続ける30年間を平民の視点から描いてあります。




夫を支え、子供を育てながら、強く活きる妻。
だめ亭主ではあったんですが、家族への愛情は深かったんですよね。
餃子とそれを食べることに対する愛情がさりげなく描かれていました。
息子が大躍進運動中の錬鉄作業にかりだされる時、母は昼食用の餃子を弁当箱で20個持たせるんです。父親が昼寝で寝ぼけている息子を背負って学校に向かう道すがら語りかけます。

「餃子好きか? 冷えたままじゃ駄目だぞ、湯で温めてから食べるんだぞ。
 冷たいままだと腹を壊す。分かったか?」

父親の言葉には、餃子を介して示される息子への愛情が浮かび上がっていました。





愛する息子と娘を二人とも失いながらも、孫・娘婿と共に生き続けます。
息子と娘のお墓には、息子の大好きな餃子と毎年撮った孫の写真が飾られていました。

生き残ることと生き続けることの違いは・・・
生き続けることには実感があるんですね。

活きるということがいかに辛く、苦しく、そして尊いものかということを心の底から思い知らされました。




☆これまでに観たチャン・イーモウ監督作品(どれも素晴らしい作品ばかりです)


あの子を探して(1999)  

初恋のきた道(1999)

至福のとき(2000)

サンザシの樹の下で(2010)





2018.12.10 恋におちて



ジャンル:恋愛
原題:FALLING IN LOVE
製作年:1984年  製作国:アメリカ
監督:ウール・グロスバード
出演者:ロバート・デ・ニーロ / メリル・ストリープ / ハーヴェイ・カイテル / ダイアン・ウィースト
上映時間:106分






クリスマス・イヴのニューヨークの書店で運命的な出会いをしたフランクとモリー。ふたりは同じ通勤列車に乗り合わせた事をきっかけに急速にお互いを意識し始め、デートを重ねる度に精神的に魅かれ合って行く。だが、それぞれには申し分のない家庭があり、いけないと思いながらも互いの感情を抑えられなくなってきた頃、双方の家族に浮気がばれてしまい……。



 

―TSUTAYA発掘良品より―

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いやぁ・・ロバート・デ・ニーロが若々しい(当たり前ですが)
メリル・ストリープは、今もあまり変わっていないですねぇ。

これは、W不倫の走りになるんでしょうか?
不倫をピュアに描いてあるんですが、私的には感情移入出来ないんです。
観た時の年齢にもよるんでしょう。

モリー 「一緒になれなくても 愛し合う運命なのよ そう定められてるの」

もう、お互いに想いが抑えられないんですね。デートを重ねる二人。
それぞれにあんなに素敵な配偶者がいるのに・・・。





夫は最近のモリーの様子から何かを察していたらしいんですが、何も言わずに待っていたんです。恋心は叱咤では消えませんからねぇ。

夫 「片がついたな」

モリー 「今夜 発ってしまうのよ さよならを言いたいの お願い私を行かせて」

夫 「彼は遠くへ去る それで終わりだ」

モリー 「私 行くわ」





フランクの妻も気付いていたんです。

フランク 「女性に会った 電車で・・・何もしていない 何も 何もなくすべて終わった 
      もう会っていない 何もなかった」

妻 「その方がもっと悪いわ」

遊びではないからモリーは一線を越えられなかったんですし、フランクも強引に奪えなかったんです。“いっそ寝てしまえばよかった”というモリーのセリフにはリアリティがありました。





1年後、偶然に再開した二人。お互いにずっと思い続けていたんです。

原題は「FALLING IN LOVE」
恋は不可避的で、出会いさえあれば決して難しくないんですよね。
2人は愛の段階に入っていたんですね。

しかし、自分たちだけ幸せになって。あぁ・・お互いの配偶者が子供達が・・・。

現実は映画のように甘くはないでしょう。www






ジャンル:ドラマ
原題:The Christmas Tree
製作年:1969年  製作国:フランス
監督:テレンス・ヤング
出演者:ブルック・フラー / ウィリアム・ホールデン / ヴィルナ・リージ / アンドレ・ブールビル
上映時間:110分






十歳になるパスカル(B・フラー)は、夏休みを父ローラン(W・ホールデン)とコルシカ島で過ごした。母はいなくても、パスカルには、父の恋人カトリーヌ(V・リージ)も、お手伝いのおじさんベルダン(A・ブールビル)もいたし、寂しいことはなかったが、父と二人のコルシカでのキャンプはまた格別だった。が、或る日、二人が釣りを楽しんでいた時、近くに核爆弾をつんだ飛行機が墜落した。その日から、パスカルは体の不調を訴えるようになった。



 

―TSUTAYA発掘良品より―

子供や犬猫動物の死でのお涙頂戴美化ストーリーには、辟易している私ですが、
クリスマスシーズンでもありますし、発掘良品でもあったので観てみました。
フランス映画なだけあり、暗くならずに優しく物語は進んでいきました。





被爆し白血病に犯されたパスカルは余命3ヶ月~半年と宣告されてしまいます。
妻には先立たれた父親ですが今は最愛の息子を失おうとしています。 
もう富も名声も無用のものとなり、息子が宣告された命の最期の日まで子供の願いを全て叶えようと奔走します。


実は、パスカルは自分の余命が短いことを知っていたんです。
親が子を思う以上に実は子供は全てわかっているんですね。
パスカルが笑顔を決して絶やさず健気に生きる姿には胸を打たれました。





しかし、本物の狼を起用している本気度は凄いですねぇ。
調教されているとはいえ所詮は“調教”にすぎないので最終的には狼の気分次第でしょう?
ラストではパスカルの死を悼んで狼が哭いています。
パスカルの父親への愛情も素晴らしいものでした。

悲しいだけではなく、現実的な核実験をテーマに反核メッセージを含んだ映画でした。








☆これまでに観たクリスマスを題材にした映画ベスト3

『素晴らしき哉、人生!(1946)』

『クリスマスキャロル(1984)』

『三十四丁目の奇蹟(1947)』