神様の思し召し

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ジャンル:コメディー
原題:SE DIO VUOLE/GOD WILLING
制作年:2015年  制作国:イタリア
監督:エドアルド・ファルコーネ
出演者:マルコ・ジャリーニ / アレッサンドロ・ガスマン / ラウラ・モランテ / イラリア・スパダ
上映時間:88分






天才的な外科医トンマーゾ(マルコ・ジャリーニ)は、傲慢な性格が災いし、周囲からは面倒がられ、妻との仲は冷え切っていた。医大に通う優秀な息子が自分の跡を継ぐことを願っているが、ある日神父になりたいと告白されてしまう。そこでトンマーゾは、息子が慕うピエトロ神父(アレッサンドロ・ガスマン)の正体を暴くために、信者を装い教会に潜り込むが……。





相容れない二人がやがて心を通わせていくというありがちな話ですが、医者の対極に位置するものとして宗教家を持ってきたというアイデアが面白い!!ジャンル的にはハートフル・コメディ。




こんな面白く話をする神父がいたら、宗教にも興味が湧いてしまうかも。自分を神のような存在だと思っていた尊大な父親が迷える子羊に!? 

登場人物それぞれが個性的で魅力的でした。

― 笑ったシーン―

“レインマン”
長女夫妻が「レインマン」のタイトルが出てこなかった時の会話 
「ダスティン・ホフマンが……」「共演はイケてて、エホバの証人っぽい」

“マタイによる福音書”
キリストの系譜。確かにあれは長い。

“なりきりネタ”
神父の本性を暴こうとして、重度の障害を持つ息子や、すぐに暴力を振るう妻を抱えた問題だらけの偽家庭訪問。

“鉢合わせ”
トンマーゾがアンドレアの父親だとばれた時の双方の表情。





トンマーゾがピエトロを通し人を信じて変わるにつれて、緩やかに家族や周囲の人との関係も変わっていくのが素敵でした。ラストをどうとらえるかですが、全ては「神様の思し召し」。暖かい余韻に浸れました。洋梨の木が見たいです。


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